「できるまでがんばってみよう!」と言われるのと、「5回がんばってみよう!」といわれるのと、
みなさんはどちらが頑張れそうですか?
もしかしたらあと3回でできるかもしれない。
でも、100回弾いても弾けるようにならないかもしれない。
「先生は、あとちょっとでできるよ!というときは『あと一回弾いてみ!』って言ってくれるのに、まだまだ弾けそうにない時は、『できるようになるまで~』『上手になるまで~』っていうやん!!
どれだけがんばったらいいかわかへんし、弾かへん!」
ひよっこ先生だった頃、そんな風に言われたことがあります。
それから、できる限り回数を指定するとか、3回弾くのをルーティンとする。みたいな感じで、
生徒さんには「頑張る量」がわかるようにしています。
先生の中には、「あと5回くらい弾けば上手になる。」って思いつつも、「上手になるまで~」「間違えなくなるまで~」と、ついつい言ってしまいますよね。それが自分が受けてきたレッスンでは当たり前だったし。
もし、見通しが必要だったり、頑張る気持ちが折れやすい生徒さんがいたら、「まず何回がんばるか?」を決めるところから生徒さんと決めてはいかがでしょうか?
1回でもいいんです。まずは欲張らず、決めたことをやり切る!が大事。
毎回レッスンで1回弾けば小さな積み重ね。
「回数を重ねればできるようになる!」がわかれば、「回数を増やす!」といってくれるかもしれませんから。